2017.09.07 Thursday 19:48

『ゴロウデラックス』継続

2014年4月24日の永六輔さん出演の回に、

なぜ、それほど感動したのか。

 

それは、そのときスタジオに満ちていたであろう、

「信義」や「善意」、「無私」の心が、伝わってきたからです。

 

まず、スタジオの隅にいる車椅子の永さんの姿に、

稲垣吾郎さんとともに驚き、永さんの冗談に笑い、

14年間番組でコンビを組んでいる外山アナの応援に来たという、

永さんと外山さんが共有した「時間」に感動する。

 

「(外山アナは)世間から生意気だと思われているけれど、その生意気さが可愛らしいんですよ」

と永さんがいえば、

「永さんみたいにそういうところをおもしろがる人がなかったのかな」と吾郎さんが返し、

「それはとてもやさしいよい発見です」と永さんがこたえる。

横にいる外山アナは、そんなやりとりを聞きつつ、自意識過剰にもならず、

「なんて温かいことを」と笑える人。

 

そして、課題図書『男のおばあさん』の朗読に移ろうとすると、

「その前に一言」と永さんが割って入る。

「稲垣吾郎って、ほんとうに思いやりのあるいい男だね」

 

テレビ草創期について語る永さんの言葉のなかで、

わかりにくそうなところや聞き取りずらいことがあったら、

さりげなく言い足す外山アナ。

 

「永さん、すごいじゃないですか!」と吾郎さんが邪気なく驚くと、

「俺、すごいんだよ」と永さんものって返す。

 

「だから、昔、作詞家だったとか、テレビって偉そうに映るからやなんだよ」

「そんなことないですよ。今だってお茶目でかわいらしく映っていますよ」

「お茶目?!」

 

といった稲垣さんと永さんのやりとり。それを聞く心地よさ。

 

「放送が、世の中のために情報を流せることに

尽くせるかどうかっていうのを試してみようと思っている」(『男おばあさん』より)

病を得てなお志を高く掲げる永さん。

 

「(自分の番組を支えてくれた外山アナは)十分にあなたに尽くすと思う」という永さんに、

お礼をいう吾郎さん。

「ありがとうございます。では、テレビではお借りして。

 長く続けていきたいんです。この番組を。永さんの番組のように

 

最後に、永さんはこんな言葉を残します。

「この人(外山アナ)は根性が強い人だから、弱いもの・数少ないものを大事にする姿勢で、

下町の本屋さんと同じように番組を大事にしてください

あなたにお礼をいうけど、こんなに楽しくなると思わなかった

 

これらのやりとりが、演出であっても台本どおりであっても、どうでもいい。

 

心が動かされました。

 

 

 

 

あれから3年、

稲垣吾郎さんと外山アナの番組は、木曜深夜、今夜も放映されます。

視聴習慣のある番組が続くことは、うれしいことですね。

 

 

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